小学校での必修科目化や外国人観光客に向けた政策の拡大。今や日本人にとって英語は避けられない存在になりつつあります。そのような時代の流れに合わせて、幼い頃から自身の子どもに英会話を習わせたいと思う方も少なくないでしょう。そんな方のために、英会話教室を選ぶ上で役に立つ三つのポイントをご紹介します。
1.ネイティヴスピーカーの先生に教えてもらえる環境を選ぶ
英会話の先生というと、日本人講師とネイティヴスピーカーの講師の二種類が思い浮かびます。せっかく英語を勉強するのであれば、後者を選ぶことをおすすめします。
いきなりネイティヴの先生に任せて大丈夫だろうか。言葉が何も理解できないのではないか。
そんな不安もあると思いますが、心配は要りません。教室の先生も子ども向けのクラスであれば、簡単な表現だけを使用したりジェスチャー等を交えたりして分かりやすく授業を進めてくれます。幼い子どもにとって大切なのは、早く英語が喋れるようになることではなく、たくさん聞いて英語に慣れることです。英語圏の子供達も、そのようにして英会話を身につけていくのです。
2.団体レッスンに参加すれば一層伸びる
英会話教室のクラスには、学習塾のように集団クラスと個別指導のクラスが存在します。学校などである程度英語を勉強した人には、自分が話せる時間の多い個別レッスンが人気ですが、子どもの場合は団体での授業をお勧めします。先述の通り、子どもの英語学習にとって大切なのは英語に慣れることです。集団クラスの場合、英語を使ったゲームや季節のイベントなど授業内容の幅が広がります。そうした体験が、子ども英語の楽しさを伝えるきっかけになると期待できます。また、他の生徒と授業を受けることで競争心が芽生えれば、レッスン以外の場での学習のモチベーションにも繋がります。
3.一度体験レッスンに参加して、子どもの様子を見る
ほとんどの英会話教室では、正式に入会する前にお試しとして体験レッスンを受けることができます。入会を検討している教室が体験授業を開催していたら、一度参加することをおすすめします。たった一コマの授業からでも、講師の雰囲気や授業の様子がわかるからです。そして何よりも、授業に対する子どもの様子が伺えます。もし子どもにとってレッスンが楽しくなければ勉強も続きませんし、それ以降英語を嫌いになってしまいかねません。教室を選ぶ上では評判も大切ですが、一番考慮すべきは子ども自身のやる気です。そんな子どものやる気を見極める判断材料として、体験レッスンは良い機会と言えます。
この他にも、教室の規模や費用など英会話教室を選ぶポイントは多く存在します。幼少から英語を学ばせることで子どもどう成長してほしいのかを親がよく考え、充実した英語学習を提供することが大切です。